韓国Samsung Electronics社は米テキサス州Austin市の工場を増強するため、隣接地の使用申請を同市に行ったことを明らかにした。同市は承認申請を開始した。対象となる土地の面積は44万m²。同地は製造拠点として使用されるとみられるが、同社では新製造設備の規模、建設スケジュールなどの具体的な計画は「決まっていない」としている。投資額としては10兆ウォンを上回る規模となることが期待される。
Samsungのテキサス工場は1997年にメモリ工場として稼働を開始、2010年からファンドリ業務も行っている。プロセスレベルは14nm。総投資額は170億米ドル程度と見込まれる。増強後は工場全体をファンドリ工場として活用していく考えである。