ソニー株式会社は、2020年第一四半期の連結業績を公表した。連結での売上高は1兆9689億円で、前年同期比2%増、営業利益は2,284億円で、同1%減、純利益は53%増の811億円となった。

中でも、コロナウイルスの影響により、ゲーム&ネットワークサービス分野が好調で、売上高は前年同期比32%増の1,486億円となった。

イメージセンサーが入るイメージング&センシング・ソリューション分野では、コロナウイルスの影響によるデジタルカメラ、スマートフォン向けのイメージセンサー販売数量の減少が響き、前年同期比11%減の2062億円となった。

同時に発表した2020年度の連結業績の見通しでは、売上高はゲーム&ネットワークサービス分野、金融分野での大幅増収がエレクトロニクス、イメージング&センシング・ソリューション分野の不調を補い前年比0.5%増の8兆3,000億円、営業利益は、イメージング&センシングソリューションを中心にした減益が響き27%減の2,255億円とした。