Armは、「IoT Platform」と「Treasure Data」の部門を含むIoT事業を、親会社であるソフトバンクグループに移管する計画であることを発表した。今後は2020年9月末までに譲渡が完了する見通しだという。

今後は、Armは次世代Apple製PCや理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳」にも採用されている、半導体IP事業に絞り、より強化していく方針であるという。

一方、IoT事業を受け持つソフトバンクでは、自社HPの中でArmを「IoT時代のキードライバー」と評しており、事業移管後、市場が拡大し続けると見込まれるIoT向けの半導体で、どれだけ存在感を向上させられるかが期待される。