米半導体工業会(SIA)は2026年1月8日、2025年11月の世界半導体売上高を発表し、前年同月比29.8%増、前月比3.5%増の753億ドルになり、月間の売上としては過去最高を更新したと発表した。単月の過去最高更新は7か月連続となる。生成AI・データセンター向けの需要の爆発的な拡大に加え、シリコンサイクルの強い回復局面にあることが売上高を押し上げた。

SIAの社長兼CEOを務めるJohn Neuffer氏は同月の売上について、「主要なすべての製品カテゴリーで前月比の需要増が見られた」とし、「今後を見据えると、世界の半導体市場は2026年に大幅な成長が見込まれ、年間売上は1兆ドルに近づくと予測される」と述べた。

地域別では、アジア太平洋・その他が前年同月比66.1%増、米州が同23.0%増、中国が同22.9%増、欧州が同11.1%増となった一方、日本のみ同8.9%減となった。また、前月比では、アジア太平洋・その他が5.0%増、中国が3.9%増、米州が3.0%増、欧州が1.2%増となった一方、日本のみが0.1%減となった。

AIサーバー向け需要の増加を背景に、先端半導体の売上が伸びており、台TSMCや韓SK hynixなどを抱えるアジア太平洋地域において大きな成長を見せている。一方で、日本市場はAI・サーバー向け需要が小さい上、家電・PC等の買い替えサイクルの長期化や電気自動車販売の鈍化などの影響により、低迷が続いている。

出典:SIA Latest News