SCREENホールディングスのグループ会社であるSCREENセミコンダクターソリューションズは10月10日、同社の完全子会社である仏Laser Systems & Solutions of Europe SASU(LASSE)の全株式を住友重機械工業に譲渡すると発表した。買収金額は明らかになっていない。

LASSEは2014年に創業し、レーザーアニール装置の開発・製造・販売を行い、パワー半導体メーカーを中心として、グローバルに顧客とのネットワークを築いている。住友重機械工業は同装置において国内トップシェアを誇っているが、グローバルシェアでは1割程度に留まっている。LASSEを買収し、同社の顧客・開発ネットワークを活用することにより、グローバルでの販路を拡大する狙いだ。また、LASSEの持つ独自のレーザー発振器技術を活用したレーザーアニール技術を公的研究機関と共同で研究開発することも目指していく。

株式の譲渡は2024年11月を予定している。

出典:SCREENホールディングス ニュース