サンケン電気は2023年4月7日、パワー半導体の工場を新潟県に新設することを発表した。半導体製造受託会社のJSファンダリから新潟工場(旧ON Semiconductor新潟工場)にある既存建屋の一部を借りて工場を立ち上げ、パワーモジュールを生産する。
新工場では電気自動車(EV)の「トラクションモータ」向けの製造を行う。
投資額は80億円。2024年後半に量産を開始、26年までに年間300万個まで生産能力を高める。将来的には1,000万個の生産を目指す。23年の5月には新潟県に生産子会社を新設するという。サンケン電気では、新工場稼働に伴い100人ほどの雇用を見込んでいる。