5月15日のSMIC(中芯国際集成電路製造)の発表によると、中国政府系ファンドがSMICのウエハ工場に22億5,000万ドル(約2,400億円)を新たに出資することがわかった。

先立って発表された米商務省の新たな制裁に対して、華為(Hi Silicon)がTSMCに生産を委託できなくなったため、国内での生産能力強化が念頭にあると推測される。

今回の投資によって、SMIC上海工場の登録資本は35億ドルから65億ドルに膨らむ。同工場は14nmウエハの生産能力を月産6,000枚から月産3万5000枚に増強させる予定。