日本のディスプレイメーカであるジャパンディスプレイ(JDI)は2023年3月10日、東浦工場(愛知県東浦町)をソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに売却することを発表した。東海工場の建物や設備の帳簿価額は54億円。JDIでは、2023年3月で同工場での生産を終了させ、2024年3月にソニーに物件を引き渡す。
JDIは生産を終了した後、2023年4月から本建物内に「東浦エンジニアリングセンター」を設置し、本建物譲渡以降も同拠点の一部を賃借して設計や試作・解析等の事業活動を継続する予定。
同工場で生産しているデジタルカメラ向けなどの小型液晶パネルは他の拠点に移管し、従業員は他拠点への配置転換などを行う。