米調査会社Gartner社は2023年1月1の推定値を発表した。これは半導体製品の市場であり、ファンドリ企業の売上高は含まれていない。

2022年後半にはスマートフォン需要、PC、モバイルのコンピュータなどの需要が減少、売上高が減少した。
半導体全体の25%を占めるメモリ売上高は前年比10%減、非メモリ品は前年比5.3%増となった。非メモリ品のうちアナログは同19%増、ディスクリートは15%増となった。両製品は自動車用途、産業用途が牽引した。

企業別売上高の上位10社を表に示す。トップは韓国Samsung Electronics社、2位米Intel社、3位SK hynix社のトップ3は前年(2021年)から変わらない。4位以下では、米Qualcom社、AMD社が前年からランクを上げ、自社製品の導入を拡大している米Apple社がトップ10(10位)に食い込んできた。上位25社の合計売上高で市場の77.5%を占めており、売上高は前年比は2.8%増となったとしている。