三菱重工業と三社電機製作所は2022年11月8日、両社間で資本業務提携契約を結ぶことで合意したことを発表した。今回の契約に基づき、三菱重工は第三者割当増資により、三社電機の普通株式133万5,000株を引き受ける。出資額は約12億円。増資引き受け後の三菱重工の持ち株比率は10.4%で、筆頭株主となる。
また業務提携契約に基づき、三菱重工における成長領域の事業戦略に関わる分野において三社電機のパワー半導体事業、電源機器事業での電力変換技術での知見を活かし、成長領域に貢献できる製品の模索、共同開発、事業化を行う。さらに新規事業分野での協業も図る。