キオクシアは2022年9月30日、四日市工場と北上工場において、10月から当面、ウエハ投入量の約3割を削減する生産調整を行うことを発表した。これは2012年東芝時代以来の減産規模となる。
需要動向に沿って生産調整を実施することで、当社の生産と販売のバランスを図る。また、市況動向を見ながら、随時、稼働状況を見直していく。
メモリは主要な搭載先であるスマホやパソコンの出荷急減で市場や顧客が持つ在庫が膨れ、市況が急速に悪化している。市場関係者によると、需要家への提示額が直近3カ月で3割以上下がったケースもあるという。