台湾のTSMCは2022年7月28日、米アリゾナ州FAB 21に建設中の工場で棟上げ式(棟上げ式: 棟を一番高い場所に上げる、建物の大まかな構造ができたことを祝す記念式典)を行った。これから設備/装置の設置が開始され、2024年第一四半期(1〜3月)中の稼働を目指す。

アリゾナ工場はAppleのM1チップなどが生産される5nmプロセス品を生産する予定で、投資金額は当初は120億ドルだが、今後は米中の地政学リスクの影響もあり、3〜2nmといった最新プロセスが生産される可能性も指摘されている。