米Intel社は2022年7月28日、2022年12月期第2四半期(2022年4月〜6月)業績を発表した。同期売上高は前年度同期比22.0%減の153億2,100万米ドルとなった。営業損益は7億円の損失、純損益は4億5,400万米ドルとなった。
クライアント・コンピューティング事業(CCG)の業績は、売上高が同25.2%減の76億6,500万米ドル、営業利益は前年同期の約4分の1の10億8,500万米ドルに低下した。ノートブック向け売上高の低下が影響した。
データセンタ&AI事業(DCAI)の売上高は同16.2%減の46億4,900万米ドル。OEM企業での在庫調整、販売価格の低下などが売上低下につながった。売上減少により営業利益は同10分の1の2億1,400万米ドルにまで低下した。
ネットワーク/Edge事業(NEX)は、5G、高性能Ethernetなどの対応製品が好調で、売上高は前年度比10.8%増の23億3,300万米ドルとなった。営業利益は60.2%減の2億4,100万米ドルにまで低下した。
その他分野分野では高性能コンピューティング&グラフィクス(AXG)事業が、売上高が同5.1%増の1億8,600万米ドル、営業利益は同201.7%悪化して5億700万米ドルの赤字となった。Mobileye事業は売上高が同40.7%増の4億6,000万米ドル、営業利益は同42.9%増の1億9,000万」米ドルとなった。
ファンドリ事業は、売上高が前年度同期から半減(53.8%減)の1億2,200万米ドル、営業利益は1億5,500万米ドルの損失となった。売上減にはEUVマスク描画装置の売上減少が影響している。
2022年第3四半期については、売上高が前年度同期比12〜17%減、150億〜160億米ドルを見込んでいる。2022年度通期では前年度比9〜13%減、650億〜680億米ドルと予想している。