シンフォニアテクノロジーは2022年7月13日、EFEM、真空プラットフォームなどの半導体製造装置用クリーン搬送機器の需要増に対応するため、豊橋製作所(愛知県)、伊勢製作所(三重県)、シンフォニアテクノロジー(タイ)の3拠点で同製品の生産能力増強行うことを発表した。
半導体製造装置生産のメイン工場である豊橋製作所では既存工場(第1工場)の西側に2階建ての新工場(第2工場)を建設する。新工場は総床面積は1万48m²。2022年8月に着工、2023年4月に完工し、同年7月からの稼働開始を予定している。第2工場の建設により、工場面積は従来の1.75倍に拡大することになる。
伊勢製作所では21年にはロードポートの組み立てを始めているが、今回はクリーンルームを増設しすることになった。タイの現地法人であるシンフォニアテクノロジーには第3工場を建設、2023年4月以降、新しい設備を順次稼働させていく予定である。