ファンドリ大手の米GlobalFoundries(GF)社は2022年6月23日、シンガポールで建設中の新工場への装置導入を同日から開始したことを発表した。今回、最初の装置として導入されたのは米Lam Research社のエッチング装置。新工場の装置パートナーとしては、Lamのほか、米Applied Matarials(AMAT)社、オランダASML Holdings社、東京エレクトロン、米Axcelis Technology社、SCREENホールディングス、米Mattson Technology社、米KLA社 、韓国SEMES社、韓国Wonik社、ダイフク、米Air Liquid社などが名を連ねている。

新工場は1年前に着工、2万3,000m²のクリーンルームを含む建屋は完成しており、2023年中の稼働開始を予定している。完成時の生産能力は年産45万枚(300mmウェーハ)を計画しており、既存工場を含めて同社のシンガポールでの生産能力は年産150万枚(同)にまで拡大する計画である。