台湾のファウンドリ世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)は1月10日に2021年10〜12月期(第四四半期)の売上高を発表し、前年同期比21%増となる4,382億NTドル(約1兆8,300億円)であったことを発表した。市場予測は4,362億台湾ドルであり、わずかながら上回った形となる。また、2021年全体での売上高は1兆5,874億1,500万NTドル(約6兆6,293億円)となり、前年比18.5%増と大きく伸長した。米証券会社ゴールドマン・サックスは、TSMCの売上高を21年度比26%増と、20年〜21年以上に伸長することを見込んでおり、2022年も半導体産業市場は今の勢いを保ちづづけるのかが注目される。