キオクシアは2021年8月12日、2021年度第1四半期(2021年4月〜6月)業績を発表した。同期の売上高は3,295億円で、前年度同期比23%増、前期比12%増となった。好調の要因としては、データセンタSSD向けが好調を維持し、企業向けSSDの出荷量も復調に転じた。さらにスマートフォン向けの出荷量も増加した。それに加えてNAND型フラッシュメモリの販売価格の上昇も売り上げ増に貢献した。
営業利益は前期の202億円の赤字から351億円の黒字へと大幅に改善した。純利益は123億円となり、前年度同期比から7倍増、前期の210億円の赤字から黒字回復を達成している。