2020年末、「物言う株主」として知られる、米サード・ポイントが米インテルへ、半導体の設計と製造の双方を手掛けることが適切かどうかなど、事業に関する回答を求める書簡を送った事を認めた。サード・ポイントは、インテルの株式を10億ドル程度所有している。コロナ禍以降も、ライバルのAMD、NVIDIAといったファブレス半導体企業が軒並み株価を上昇させる中、インテルは7nmプロセス開発の遅延が尾を引き、株価は1年で15ドルほど下落している。

この報道があった後、インテルはTSMCやサムスンと製造委託に向けての交渉を進めていると報道されており、1月21日に予定されている、決算発表でスワンCEOが何を話すのかが、大いに注目されている。