台湾OSAT企業であるPowertech Technlology社の日本子会社パワーテックテクノロジー秋田が2020年10月30日で事業を終了した。
Powertech Technlologyでは、2020年7月末に新型コロナウイルスによる主力のスマートフォン向けメモリの受注が20202月以降前年の2〜3割に落ち込んでおり、この受注減少を理由に事業継続断念を発表していた。252人の全従業員には割増退職金を払い退職してもらい、再就職を支援するとしていた。
パワーテックテクノロジー秋田は、2006年に秋田エルピーダメモリとして設立し、日立グループのアキタ電子システムズ、アキタセミコンダクタの従業員と事業を譲り受けた。14年にマイクロン秋田に社名を変更。17年にPowertechに売却されたのに伴い、社名を変更していた。