米調査会社のストラテジー アナリティクスは、2020年上半期のスマートフォン向けイメージセンサーの市場調査報告書を発表し、世界シェアを発表した。

2020年上半期のイメージセンサー市場規模は63億ドルで、前年同期比15%増となった。要因としては、マルチカメラ構成の需要の高まりや、サムスンが開発した1億画素以上のイメージセンサなどのハイエンドの製品が出荷されたことで市場が成長した。
世界シェアでは、昨年シェア50%で首位であったソニーが、首位を堅持したものの、前年比6%ダウンの44%に。一方2位のサムスン電子は29%から、32%と3%増加し、両者の差は縮まっている。

ストラテジーアナリティクスは、イメージセンサ市場は、2020年下半期も引き続き、画素数の大きなイメージセンサの販売数増加、多眼化によって、力強い成長が期待できるとした。

一方、今後のソニーの成長路線としては、多眼化、高級カメラを搭載したスマートフォンを販売する、大口の顧客であった中国ファーウェイとの取引が停止されてしまった事によって、不透明さが漂う。

また、2020年上半期のスマートフォン市場は、上半期は新型コロナウイルスの影響により、18.2%もの減少となった。下半期は回復傾向にあるものの、2020年全体では、前年比10%以上の落ち込みになると予測されており、ソニーのイメージ&センシングソリューション分野も前年比11%減と予測されており、今後、サムスンとのシェアはますます近づく可能性がある。