独アウディは6月29日にミドルサイズSUV「Q5」のマイナーチェンジモデルを初公開した。
注目すべきは、テールライトに有機ELを使うことで、5パターンのグラフィックを表現することが可能になったことだ。

テールライトユニット内には6エリアに分割できる3個のブロックを水平に配置し、それぞれを点灯・消灯させることにより、グラフィックパターンを作り出すことが可能となる。

OLEDテールライトは、走行モードや停止状態など、各シチュエーションでパターンを変更。近接センサーと連動して、停車中の車両の後方2m以内に歩行者が近づくと全点灯状態になる。
また、車両が発信した場合はオリジナルのパターンで点灯する。

このLEDテールライトはQ5のオプション設定となる。

アウディは、2016年にTT RSにOLEDテールライトを実用化して以降、この分野に力を入れている。
今後は輝度を連続的に調整可能なOLEDの利点を活かして、テールライトに様々な交通情報を付加するなどして、他の車に迅速に警告できるとしている。