半導体製造装置大手のKLAは2026年1月29日、2026年第2四半期(2025年10月~12月)の決算を発表した。売上高は前期比3%増、前年同期比7%増の32億9,700万ドル、GAAPベースの純利益は前期比2%増、前年同期比39%増の11億4,600万ドルで予想を上回った。また、2025暦年での売上高は前年比17%増の127億4,500万ドルとなり、四半期ベースおよび暦年で過去最高の業績となった。

部門別の第2四半期売上高では半導体プロセス制御が前期比4%増、前年同期比9%増の30億500万ドルとなり、全体の売上高の91%を占めた。内訳では、ファウンドリ・ロジック向けが60%、メモリ向けが40%となった。同部門のうち、ウエーハ検査用途の売上高は前期比2%増、前年同期比1%増の15億7,300万ドル、パターニング用途が前期比4%増、前年同期比31%増の6億9,600万ドルとなった。また、2025暦年の売上高では、ウエーハ検査用途が前年比25%増の63億7,700万ドル、パターニング用途が同12%増の24億5,300万ドルとなった。生成AIの普及を背景に、AIサーバー向けの半導体製造装置の需要が急増しており、同社の業績を牽引している。

同社の社長兼CEOのRick Wallace氏は同社の業績について、「差別化された製品ポートフォリオと、ファウンドリ・ロジックおよびメモリの最先端領域でプロセス制御の重要性が高まる環境下における、当社の確かな実行力によってもたらされたものだ」とし、「プロセス制御の市場リーダーとして、KLA はこの長期的な潮流を活かすのに最適な位置にある」と強調した。

同社は2026年第3四半期の業績予想についても発表。AI向け需要が継続するという見通しから、売上高を33億5,000万ドル±1億5,000万ドルと予想した。一方で、米中対立を背景とした地政学的リスクや供給制約といったマイナス要因も存在するため、強気一辺倒の見通しは避けた形だ。