米Micron Technology(Micron)は2025年8月11日、2025年度第4四半期(5月29日~8月28日)の業績見通しを大幅に上方修正すると発表した。特に主力製品であるDRAMの価格改善と、堅調な事業運営が背景にある。

今回の発表は、半導体市場、特にDRAM分野の需要が想定を上回るペースで回復していることを示すものだとしている。

修正後の見通しでは、売上高は従来の107億ドルから112億ドルへ引き上げられ、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)も2.50ドルから2.85ドルへと大きく上方修正された。非GAAPベースの売上総利益率も44.5%と、当初の予想を2.5ポイント上回る見込みだ。

今回の好業績は、人工知能(AI)をはじめとするデータ集約型アプリケーションの成長が、メモリー需要を強力に牽引していることを裏付けている。

出典:Micron Press Release