米半導体大手のIntelは2023年4~6月期の決算を発表した。
売上高は前年同期比15.6%減、前期比10.2%増の129億ドルとなった。市場の予測よりも好調であったことから、発表後のIntelの株価は7.4%上昇し、37.14ドルとなった。

部門別に見ていくと、Client computing Group(CCG)が前年同期比11.6%減、前期比17.2%増の68億ドル、Data Center and AI Group(DCAI)が前年同期比14.8%減、前期比33.3%増の40億ドル、Network and Edge Groupが、前年同期比36.3%減、前期比6.6%減の14億ドル、その他事業では、モービルアイ事業では、前年同期比1.3%減、前期比ほぼ横ばいの4億5,400万ドル、Intel Foundry Services(IFS)事業は前年比307%増、前期比96.6%増の2億3,200万ドルとなった。

4~6月期の開発状況に関しては、Intel4(7nm相当、EUVを使用)が生産立ち上げ中、Intel3、Intel20A、Intel18Aが現在開発中となっている。Intel20A以降では、Intel版のGAAとなるRibbon FETや基板の裏面から電源を供給し、配線層の密集を避ける試みで画期的なPower Viaといった新技術が投入されるとされている。

CCGでは、Meteor Lake Proが7〜9月期に投入される予定。DCAIでは、サーバー向けのチップであるEmerald Rapidsが予定通り2023年10〜12月期に投入されると見られる。

Mobile eye事業では、独ポルシェ向けに同社の先進運転支援システムと自動運転向けプラットホームである「SuperVision」を供給していくとともに、独VolksWagenグループとはMaaS(Mobility as a Service)関連で連携を深めていく。

一方、2023年の7~9月期の見通しは売上高が前年同期比13%減となる、129億ドル〜139億ドルを見込んでおり、前期比同等から7.7%増としている。