SEMI、日本半導体製造装置協会(SEAJ)は共同で集計した世界半導体製造装置販売高(Worldwide Semiconductor Equipment Market Statics(WWSEMS)Report)の2022年第2四半期データが2022年9月7日に発表された。2022年第2四半期の世界の半導体製造装置市場は264億3,000万米ドルとなった。前年同期比では6%増、前期比では7%増となった。中国、韓国が前年同期比で二桁減となる一方で、北米、欧州では前年度同期から50%以上と大幅に拡大した。

地域別売上高では、最大市場である台湾が66億8,000万米ドルで、前年同期比32%増、前期比でも32%増と高成長を維持している。第2位の市場は中国で、売上高は65億6,000万米ドル、前年同期比20%減、前期比13%減と共に2桁減となった。3位の韓国は57億8,000万米ドルで、前四半期からは12%増と拡大しているが、前年同期からは13%減となった。北米は26億4,000万米ドルで、前年同期比57%増、前四半期比1%減。欧州は18億6,000万米ドルで、前年度同期比162%増、前期比でも46%増となった。日本の売上高は16億5,000万米ドルで、前年度同期比7%減、前期比は3%減。その他地域は12億5,000万米ドルで前年度同期比6%増、前期比7%増となっている。