SEMIは2022年6月1日、日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で集計している世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS:Worldwide Semiconductor Equipment Market Statistics)の2022年第1四半期(2022年1月〜3月)結果を公表した。
2022年第1四半期の世界合計販売額は247億ドルとなった。前年同期比で4.8%増、前期比では季節要因により9.9%減となった。地域別では、韓国、台湾では製造装置の供給に遅れが出るなど、半導体製造に関するサプライチェーンが不透明になっていることから、前年実績を下回った。これに対して地域内での半導体製造力強化を推進している北米と欧州は、それぞれ前年同期比96%増、119%増と好調な伸びを記録した。