台湾の市場調査会社トレンドフォースが発表した2021年7〜9月期のNANDフラッシュの売上高は、全体では前期比16.5%像の65億1,000万米ドルを記録した。データセンターやスマートフォン市場を中心に、多くの需要を上昇したことが影響した。主要ブランドが10月以降に新規のスマートフォンを発表するのに合わせて、NANDフラッシュの調達に乗り出した事も要因として挙げられる。

企業毎のシェアは、首位はサムスンで34.5%(前期比0.5%増)、2位はキオクシアで19.3%(前期比1%増)、3位はSKハイニックスで13.5%(前期比1.2%増)、以下4位にウエスタンデジタルが13.2%(前期比1.5%減)、5位マイクロンが10.4%(0.6%減)と続く。