中国の通信機器大手、ファーウェイは新しく発売したフォルダブルスマートフォン、「MateX2」にTSMCの5nmプロセスで製造されたkirin9000を搭載した。この「MateX2」の価格は価格が29万3,000円〜となっている。

昨年、ファーウェイは米国政府のエンティティリスト入りし、それが適用される9月までに、ファーウェイは在庫を確保するために大量にkirin9000の製造をTSMCに依頼したと見られていたが、2021年初頭でその在庫も尽きると見られていた。「MateX2」はフォルダブルで高価であることから、出荷台数はそれほど多くないと推測されているが、それだけではなく、フラッグシップモデルの「P50」にもKirin9000を搭載するのではないかと見られている。ファーウェイはKirin9000を900万個もの充分な量を持っているとしている。