独メルセデス・ベンツは2020年7月8日、フラッグシップモデル「Sクラス」をオンラインでワールドプレミアを実施した。その際、次期Sクラスではインフォテインメントシステムに12.8インチ P-OLEDパネルを採用することを発表した。

このディスプレイを供給しているのは、韓国LGディスプレーで、従来の液晶パネルと比較して、電力使用量が30%少なく、OLEDの長所であるフレキシブルな曲面デザインを採用し、4K水準の高精細な画質や、画面をタッチすると振動を感じられるハブティクス機能も備えている。

その他、公開された情報によると、リヤシートには最大3つのディスプレイを搭載し、コックピットのメーターは3Dメガネをかけたかのような表示をする3Dディスプレイが搭載される、2種類のヘッドアップディスプレイを搭載し、ARコンテンツも提供出来るようにするなど、最新のテクノロジーを次々と取り込んでいる。