HORIBAグループで半導体関連事業を行っている堀場エステックは2021年12月16日、グループ会社で、中国でマスフローコントローラーのビジネスを展開する子会社の厚礼博精密儀器(北京)有限公司(HORIBA Precision Instruments (Beijing) Co., Ltd. 以下、厚礼博精密儀器)の社屋を北京首都国際空港近くの工業団地内に移転、同時に生産エリアの拡張および効率化を行い、2025年までに現在の約3倍となる生産体制の確立をめざすことを発表した。

新施設は2階建てで、延床面積が3,247㎡(旧社屋は1,245㎡)、1階が生産エリア、2階が技術開発および事務エリアとなる。同社の従業員数は、2021年10月時点で90名だが、生産体制強化に伴い、2025年時点で180名まで増員する計画である。