Seminar
セミナー
生成AIによるサービスが開始されたことにより、ハイパースケーラーは、AIアクセラレータと呼ばれるデータ学習用チップを大量に導入しはじめた。これらのチップは、チップレット化や、最大12層にもDRAMを積層したHBMなどの、半導体製造における最先端パッケージング技術を取り入れて製造されている。一方で、最先端技術を使いながらも、これらのチップには、さらなる省エネルギー化や、チップが集積される中での放熱性の向上など、課題も多く残されている。
今回はチップレット、3D積層技術について、先端領域で研究・開発を行うお二人を招いて、開発動向と材料技術を中心にご講演をいただきます。
【講師紹介】
2005年 新潟大学大学院 自然科学研究科 修了 (専攻:反応有機化学) 同年 旧日立化成(現レゾナック)に入社し感光性関連材料の開発に12年間従事。 2017年より4年間、中国 蘇州に駐在し新材料の研究や感光性材料の開発に従事。 2021年 帰任しパッケージングソリューションセンターに所属。 2.xDパッケージの材料・プロセス開発を目的とした新コンソーシアム「JOINT2」の設立に携わり、現在に至る。
株式会社東芝にて、ノートPC、 HDD、モバイル機器、TV、LED照明、車載などのエレクトロニクス実装設計、開発、及び半導体後工程、モジュールの開発、先端接合技術の事業に従事、大学客員教授歴任、現在は、株式会社ダイセルで電子材料、加工品の事業戦略、ポスト5G向け高周波プリント配線板や半導体先端パッケージング材料の開発に従事。
JOINT2の3つの開発テーマの進捗状況と技術課題について報告する。
①微細バンプ接合:CoW (Chip on Wafer)プロセスにおける15μmピッチ以下のバンプ接合・充填・封止を行い工程毎の課題を見出した。 ②微細配線形成:2種類のインターポーザー(多層RDL ならびに チップ埋め込み)の組立を行い、微細配線形成の実力を評価した。 ③大型基板信頼性:120×120mmの大型パッケージ基板を作製しインターポーザーを搭載、その後マザーボードへBGA接合のうえ信頼性評価を実施した。
微細化によるムーアの法則が限界を迎える中で、3D、チップ レットなどの半導体先端パッケージが注目され、これらを支える材料については、日本は非常に高い技術、シェアを 持っている。半導体先端パッケージにおける世界をリードする材料技術についての動向を述べ、チップ間接続技術、微細配線、高周波対応技術などの開発事例について解説する。
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