米・Applied Materialsは2月15日、2024年度第1四半期の決算を発表した。これによると、第1四半期の売上高は67億1,000万ドルで前年同期とほぼ変わらなかったが、市場予想の64億7,000万ドルを上回った。また、地域別の売上高を見ると、台湾が5億6,000万ドルで全体に占める割合が8%と前年同期の29%から大きく減少した一方、中国向けは30億ドルで全体に占める割合が45%となっており、前年同期の17%から大幅に上昇、前年同期比では2倍以上の伸びを示した。先端半導体向け装置の輸出が規制されている中でも、非先端向け装置の中国での需要が強く、同社業績にも大きな影響を与えた。

また、2024年度第2四半期の見通しについては、売上高が65億ドル(プラスマイナス4億ドル)になると予想し、アナリスト予想平均の59億2,000万ドルを大幅に上回った。人工知能(AI)向け半導体の強い需要やパソコン(PC)市場の回復を背景として、強気の見通しを示した。

同社社長兼CEOのゲイリー・ディッカーソン氏は同社が「半導体の重要な転換技術をリードする地位を占めている」としたうえで、「顧客が今後数年にわたってAIやloTの要となる次世代チップ技術の開発を強化する中で、他社以上の業績を維持できる見込みだ」と述べており、今後の同社の更なる成長に強い期待を示した。

出典:Applied Materials Announces First Quarter 2024 Results