セミナー概要

近年、異常気象が発生する頻度が多くなり、地球の気候変動との兼ね合いが叫ばれている。温室効果ガスの削減など、持続可能な企業活動への取り組みが今まで以上に各国政府、各企業に求められている。特に東日本大震災以降、火力発電に頼ることを余儀なくされた日本は世界から取り組みに対して厳しい目を向けられており、膨大な電力を用いて生産を行う半導体産業も対策を行う必要がある。また、半導体産業は、サプライチェーンが広範かつ複雑であり、サプライチェーン全般にわたるカーボンニュートラルを含む低環境負荷を達成するまでのハードルも高く、ガスや研磨クズなど多くの材料が産業廃棄物として捨てられてしまう課題も存在する。「産業のコメ」として幅広い産業に寄与する半導体産業の環境対策はマストと言え、半導体メーカーの顧客である米Appleは2030年までに製造を脱炭素化するという目標を掲げ、主要半導体メーカーにも要請を行っている。今回は、余談を許さない製造業、そして半導体サプライチェーンの環境対策について、この業界で環境課題に対する提言を行い、コンソーシアム活動を果敢にリードされている識者を招いてご講演を頂きます。

【講師紹介】

第一部:稲垣 孝一氏 (NEC 環境・品質統括部 シニアプロフェッショナル)

1993年 日本電気株式会社入社
2002年 環境管理部へ異動 主にNECグループの環境経営戦略・中長期計画の立案や、ESG調査対応、環境情報開示などに従事。
2021年 JEITA(電子情報技術産業協会)が立ち上げた「Green x Digitalコンソーシアム」見える化WG主査

第二部:加藤 凡典氏 {AiT (Advanced Interface Technology Corp.) 代表}

1978年早稲田大学大学院理工学研究科修了後、大日本印刷(株)入社。カラーブラウン管用シャドウマスク、半導体用リードフレーム、半導体パッケージ関連技術の開発、生産技術、マーケティングを担当。1997年(有)エー・アイ・ティ設立。
著書として「本当に実務に役立つプリント配線板のめっき技術」(共著)2012年(日刊工業新聞社刊)がある。

 

開催日時

2024年1月19日(金)13:30〜17:00
※オンライン開催のみ

開催場所

【オンラインのみ】Zoom

定員

オンライン(Zoom)200名

受講料

オンライン:28,000円(税込み¥30,800)

グループ(オンラインのみ 5名まで参加可能)58,000円(税込み63,800円)

プログラム

 

時間

セミナー内容(一部変更する場合がございます)

13:35〜15:05

「サプライチェーンCO2排出量削減に向けたNECグループでの対策と業界横断での取り組みについて」

講師:稲垣 孝一氏 (NEC 環境・品質統括部 シニアプロフェッショナル)

15:05〜15:20

休憩

15:20〜16:50

「実装から見たグリーンサステナブル半導体製造技術」

加藤 凡典氏 {AiT (Advanced Interface Technology Corp.) 代表}

◇お申込後、弊社より請求書をお送りいたします。御社の支払いサイクルに沿う形でお支払いをお願い致します。

◇開催7日前以降のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
(申し込まれた方がご都合の悪い場合は、代理の方がご出席ください)