半導体製造装置大手 KOKUSAI ELECTRICは2023年10月25日(水)に東証プライムに上場を予定しており、新規株式公開に伴う上場条件が決まっている。

公開価格は1,840円と決定。現在親会社となる、米投資ファンドKKRが保有する株式5,885万株を売り出す予定とみられる。

海外の機関投資家向け販売額が拡大するとみられており、ロイター通信によれば、米運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントとラザード・アセット・マネージメントがそれぞれ約1,931万株、約586万株の購入を約束したことが明らかになっており、海外機関投資家向けの販売分は当初は全体の45%だったが、最終的には55%に引き上げたとしている。

また、同社の時価総額は約4,240億円となる見込みで、IPOの規模は、2018年に上場したソフトバンク以来の規模となる。