セミナー概要

2022年後期から、ChatGPTをはじめとした生成AIが注目されるようになった。
このツールは、人類の働き方を大きく変えるものとされており、優秀なアシスタントとして、個人だけではなく各企業も積極的に活用している。また、グラフィックや音楽といった芸術分野でも生成を行うことが可能となっており、一部が人間の作業から既に置き換わり始めている。
そして、これら生成AIの頭脳を担うのは半導体である。
米NVIDIAを中心としたファブレス半導体企業は、生成AI向けチップを設計し市場へ積極展開している。
TSMCに代表されるファウンドリは、これらファブレス企業のチップ生産を先端パッケージ製造プロセスで請け負うが、半導体不況の中でも、既に生成AI向け半導体は生産キャパシティに余裕がなく、新たな設備投資が望まれている。
また、生成AI向けサービスを提供する企業はNVIDIAの売上増加が示すように、サービスの充実のため、サーバへの積極的な設備投資を行っている。
今回のセミナーでは、今後半導体業界にインパクトを産みだすとされる生成AIによる半導体業界への影響と2024年の半導体産業の動向についてサーバ・半導体市場、半導体製造装置市場、そして先端パッケージの技術動向の3つに分けて、各分野のスペシャリストに徹底的に解説を頂きます。

【講師紹介】

第一部:杉山 和弘氏(OMDIA コンサルティングディレクター)

2000年にNECに入社、2010年ルネサスエレクトロニクスに転籍し、LSIの製品設計から事業戦略立案業務に従事。その後、2016年からIHSマークイットを経て、現在オムディア(OMDIA)のコンサルティングディレクターを務める。半導体市場分野の分析を専門に日本および海外企業分析、コンサルティング業務を実施。現在、APACの半導体市場分野におけるコンサルティング事業を統括。

第二部:和田木 哲哉氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 インベストメントリサーチ部 シニアアナリスト)

1991年  東京エレクトロン(株)入社
2000年  野村證券(株)入社、アナリストとして精密機械・半導体製造装置セクター担当
2008年「爆発する太陽電池産業」(東洋経済) 出版
「徹底解析 半導体製造装置産業」(工業調査会) 出版
2022年  Institutional Investor誌 アナリストランキング、 日経ヴェリタス 人気アナリストランキング、共に精密・半導体製造装置セクターで6年連続1位
2023年  三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社入社

第三部:西尾 俊彦 氏 (株式会社SBRテクノロジー 代表取締役)

1988年〜 日本IBM(株)半導体研究所(野洲)にてビルドアップ基板とフリップチップの開発に携わる。
※オーガニック基板上のフリップチップ構造の応力状況に関する理論を確立
1993年〜 先端実装技術のアプリケーション開発
※世界最先端性能(当時)のウエアラブルグラスなどのパッケージ開発を統括
2003年〜 IBM Distinguished Engineer (技術理事)
※IBMが新事業として開始した技術コンサルティングサービスのパッケージ部門を統括
2011年〜 STATSChipPAC Ltd.
2013年〜同日本法人代表
2014年11月〜個人事業としてSBR Technologyを開始
2016年1月〜株式会社 SBRテクノロジー 設立

開催日時

2023年12月19日(火)13:00〜16:30
( 16:30〜名刺交換)
会場/オンラインの同時開催

開催場所

【会場】プラザエフ(四ツ谷駅徒歩1分)
【ウェビナー】Zoom、Youtube Liveによるストリーミング配信

定員

会場 :50名
オンライン:200名

受講料

個人参加(会場/オンライン):30,800円(税込み)
5名までのグループ参加(オンラインのみ):63,800円(税込み)

プログラム

 

時間

セミナー内容(一部変更する場合がございます)

13:05〜14:05

「回復に向かう2024年の半導体市場を支えるサーバー、生成AI向け半導体」

講師:杉山 和弘 氏(OMDIA)

14:10〜15:10

「半導体産業の明るい未来 〜生成AIが変えた業界地図〜」

講師:和田木 哲哉 氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)

15:10〜15:25

休憩

15:25〜16:25

「大規模生成AIモデルを支える半導体パッケージのトレンドと挑戦課題」

講師:西尾 俊彦氏(SBRテクノロジー)
  • AIアプリケーションの大きな変革期
  • チップレットパッケージに対する期待
    • チップレット化トレンド
    • スケーラブルなチップレット
    • 挑戦課題
  • 光電融合によるスケーラビリティ
  • まとめ

◇お申込後、弊社より請求書をお送りいたします。御社の支払いサイクルに沿う形でお支払いをお願い致します。

◇PDFで請求書をお送りする場合、後ほど原本を記載のご住所へお送りさせて頂きます。

◇開催7日前以降のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
(申し込まれた方がご都合の悪い場合は、代理の方がご出席ください)

【注意事項】
視聴方法:ストリーミング配信(Zoom、Youtube Liveを利用)
     ※上記以外の配信方法は対応していない為、視聴可能な端末をご用意下さい。
     配信の数日前にURLを配信します。
テキスト:PDFテキストをメールにてお送り致します。テキストに基づく事前のご質問も受け付けます。PDFテキストを送信したメールに返信する形でご質問をお寄せ下さい。