国内半導体製造装置大手のディスコは、2023年第2四半期(7~9月期)の出荷額及び個別売上高の速報値を発表した。

※ディスコでは、売上計上のタイミングを検収としていることから、出荷額を市場との連動性が高いことから、参考値として公表している。

第2四半期の出荷額は、664億円となり、前期比16.9%増、前年同期比9.0%増の664億円となった。上半期(4~9月期)の出荷額も1,232億円となり、前年同期比を1.1%上回った。

一方、売上高は、608億円となり、前期比38.4%増、前年同期比6.3%減の608億円となった。上半期の売上高は1,047億円となり、前年同期比8.0%減となった。4~6月期からの大幅な回復が見てとれる。

ディスコによると、好調なパワー半導体向け装置向けなどが好調となり、業績を下支えしたという。