日本発の最先端プロセスにおけるチップ製造を行うRapidusだが、新年度に入りRapidusが千歳市に建設予定の新工場建設に向けて、動きを活性化させている。

4月4日には、ベルギーの先端半導体研究機関Imecと正式にコアパートナープログラムに参加することを発表した。Imec最高経営責任者(CEO)のLuc Van den hove 氏は、
「Rapidusは、日本が世界の半導体エコシステムにおいて主導的な地位を取り戻すための礎となる企業です。本日、Rapidusがimecのコアパートナープログラムのメンバーになったことを発表できて大変嬉しく思います。このパートナーシップを通じて我々は、Rapidusが最先端の2nmチップの量産技術を確立する上で必要となる研究開発を支援します」とコメントを発表した。

また、これまでも2月28日の千歳工場建設発表時に北海道庁を訪れてきたRapidusの小池 淳義社長だが、4月13日にも道庁を訪れ、鈴木直道知事と会談を行った。両者は、まだ国に申請段階であるとし、明言を避けたが、千歳工場建設に向けて計画や認識を共有した。

そして、Rapidusへの協力の為に北海道では、新年度より「次世代半導体戦略室」を設置しており、工場の建設用地のインフラや土地の整備、半導体の研究にあたる研究者や技術者、それに将来的に産業を担う学生の確保、関連産業の集積などを支援していく。更に、建設が予定されている千歳市でも企画部内に「次世代半導体拠点推進室」が設立された。

2023年4月26日には、千歳市民文化センターにて、北海道と経済産業省、千歳市が共同で開催する参加者無料の「次世代半導体とほっかいどうの未来」というセミナーが行われる予定で、土屋北海道副知事や、荻野 洋平経産省デバイス・半導体戦略室長などが参加する力を入れたセミナーとなっている。
参加を希望される方はこちらより。

また、地元の北海道新聞では、経産省がRapidusに対して3,000億円規模の補助金を追加する方針であると報じた。この追加資金は2025年に完成する試作ラインの整備を支援するものだととしている。