京セラ株式会社は、長崎県諫早市に6年間で620億円をかけて長崎諫早工場を建設することを発表した。敷地面積は約150,000m²。
今年度から着工し、2025年に拠点を開設。2026年度から生産開始を予定している。

諫早工場では、半導体関連向けのファインセラミック部品や、半導体パッケージを生産していく。

生産計画は年250億円(2028年)。更に、中長期的には諫早工場に対して総額1,000億円を行う計画である。
同社における国内工場の新設は、05年稼働の京都綾部工場以来となる。同社では長崎県諫早市を選んだ理由に、交通の利便性や半導体関連の人材採用のしやすさを挙げている。