ソニーは2023年2月2日、2023年3月期第3四半期(2022年10月~12月)業績を発表した。同期の全社業績は、売上高が前年度同期比12.6%増の3兆4,129億1,400万円、営業利益は同7.8%減の4,287億3,700万円、純利益は同5.6%減の3,285億600万円となった。ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)事業、イメージング&センシングソリューション(I&SS)事業、音楽分野が大幅に増収、映画、金融分野のダウンをカバーし、前年を上回った。しかし、利益面では音楽分野での減益が影響し、全体としても前年を下回った。

CMOSイメージセンサを中心とするI&SS事業の業績は売上高が同28.4%増の4,171億5,100円、営業利益は同31.2%増の848億5,100万円に拡大した。モバイル機器向けが増収、さらに円安も円ベースの売上増につながった。ウェーハ投入量(300mmウェーハ換算)は13万6,000枚、ウェーハ生産能力は13万9,000枚にまで拡大している。

2023年3月期の通期見通しは、全社業績は売上高が前年度比15.9%増の11兆5,000億円、営業利益は同1.9%減の1兆1,800億円としている。I&SS事業は売上高が同31.9%増の1兆4,200億円、営業利益は同46.6%増の2,200億円と予想している。イメージセンサ向け設備投資額は前年度比49.7%増の3,550億円を計画している。

2023年第4四半期については、生産能力を前四半期から8,000枚減の13万1,000枚(同)、ウェーハ投入量は同1万4,000枚減の12万2,000枚にまで生産を抑制する計画である。