半導体技術に関する国際的学会である「ISSCC 2023」が2023年2月19日~23日の間、カリフォルニア州サンフランシスコで開催される(ハイブリッド開催)。ISSCCは今回が70回目となる。

投稿論文数は629件で2020年と同水準となった。採択論文数については31.4%と例年通りとなっている。地域別では、日本、中国、韓国などを含むアジアが129件で前回から30件の拡大となった。一方、北米は30件減少し、欧州は2件減少した。この結果、中国からの論文が大幅に増加し、北米を抜いて世界最大となっている。
アジアは、デジタルプロセッサ、イメージセンサ、メモリ、データコンバーター、GaNパワーコンバーター、RF周波数生成などの分野が強く、これらのセッションでは、アジアの論文発表が75%以上を占めている。