ラピダスと米IBM社は2023年1月5日、提携強化を日米政府に報告した。訪米中の西村康稔経済産業相が明らかにしたもので、IBMの高性能コンピュータ向けチップをラピダスが受託生産を行う。

両社は2022年12月に共同開発パートナーシップを締結、ラピダスがIBMから2nmプロセス技術を導入することを発表している。今回、技術面だけではく事業面でも具体的な連携を明らかにした。
ラピダスは2020年代後半にも自社工場で2nmプロセスによる量産を開始する予定で、IBMはその重要顧客となる。