ファウンドリ大手の米GlobalFoundries(GF)社は2022年10月17日、同社のEssex Junction工場(バーモント州)にPatrick Leahy上院議員を招いて、同工場でのGaNデバイスの製造、開発への3,000万米ドルの連邦資金提供が決定したことを発表した。GFではこの資金に200mmウエハ対応製造装置などを購入し、車載デバイス分野向けの同工場の生産・開発機能の強化を図る。
今回の政府資金は国防省(DARPA)の Defense Microelectronics Activity via the Trusted Access Program Office (TAPO)から提供される基金の一つ。
Essex Junction工場は200mmウエハ換算で年産60万枚(月産5万枚)の生産能力を持ち、約2,000名の従業員を雇用している。