住友化学は2022年9月1日、米国テキサス州に半導体プロセス用薬品の製造工場を新設することを発表した。新工場は同社の100%子会社である韓国・東友ファインケム(Dogwoo Fine-Chem)の子会社(同社の孫会社)「Sumika Semiconductor Materials TexasInc.」の工場として設立される。新工場は2024年度の稼働開始を計画、主に洗浄用材料の製造を行う。設備投資額は約300億円と見込まれる。同社では、米国新工場も含めて、2030年度までに高純度化学品の売上高を現在の倍、1,000億円超への拡大を目指している。