米メモリ大手のMicron Technologyは、2022年8月29日、サーバPC向けの最新世代となるDDR5の量産に入ることを発表した。

同社は、「DDR5DRAMは、既存のDDR4DRAMに比べシステム性能を85%改善した」として、「DDR4に比べてCPU演算性能が良くなり人工知能(AI)、高性能コンピューティングなどの性能も極大化した」と説明した。

DDR5市場は、現在は韓SamsungとSK Hynixが先行しているが、今後Micronが本格参入することで、現在需要が低迷しているDRAMの価格下落への抑制策にもつながるとの声がある。DRAMにおけるDDR5のシェアは、2022年の2%から、2026年には42%まで増加すると予測されている。