SEMIは2022年7月28日、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)がシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに、2022年第2四半期(2022年4月〜6月)の世界シリコンウェーハ出荷面積を発表した。同期のウェーハ出荷量は、過去最高であった2022年第1四半期からさらに1%増加し、37億400万平方インチとなり過去最高値を更新した。また前年同期比では5%の増加となった。


SEMI SMG会長ならびにOkmeticの最高商務責任者のAnna-Riikka Vuorikari-Antikainen氏は「半導体市場の好調を受け、Siの出荷面積および需要は引き続き堅調に推移している。Siは、他の半導体製造材料と同様に、インフレによる価格上昇圧力が続いている。半導体ファブの拡張が続く中、Siウェーハの供給は依然として制約を受けている」とコメントしている。