東芝は2022年5月13日、2021年(2022年3月期)業績と2022年度(2023年3月期)業績を発表した。
2021年度全社業績は、売上高が前年度比9.3%増の3兆3,370億円、営業利益が4.8%増の1,589億円、純利益は同70.8%増の1,947億円となった。
半導体を含むデバイス&ストレージ・ソリューション事業の業績は、売上高が同20.9%増の8,598億円、営業利益は同5.3倍増の657億円となった。設備投資額は682億円となった。半導体事業の売上高は同16.2%増の3,640億円、営業利益は同3.6倍増の490億円に拡大した。車載向け製品の好調が貢献した。
2022年度の予測は以下のようになっている。全社業績が、売上高が同1.1%減の3兆3,000億円、営業利益が同7.0%増の1,700億円、純利益は10.1%減の1,750億円となっている。
デバイス&ストレージソリューション事業の売上高は同7.0%増の9,200億円、営業利益は同21.8%増の800億円と予想している。設備投資額は1000億円が計画されている。半導体事業は売上高が同18.1%増の4,300億円、営業利益は同26.5%増の620億円を予想。