村田製作所は2021年8月11日、将来の研究開発機能の拡充のため、滋賀県守山市と新たな用地取得に向けた協議を開始したことを明らかにした。場所はJR守山駅前で、面積は8,237㎡。2022年内の取得を予定している。新施設ではスマートフォン向けなどの電子部品の開発機能を強化する。

新しく建設する研究開発施設は、延床面積が約32,000~50,000㎡、人員規模は約1,000~1,600人、総投資額は約128~200億円を計画している。

同社では研究開発体制の強化を進めており、2020年には横浜・みなとみらい21地区に土地と建物に400億円を投じて、車載部品やヘルスケア製品などの研究開発拠点を新設している。