台湾Nanya Technogy社は2021年4月9日、2021年度第1四半期(2021年1月〜3月)業績を発表した。同期売上高は177億3,100万台湾ドル(NTドル)で、前年度同期比23.0%増、前期比20.2%増となった。営業利益は30億2,700万NTドルで、前年度同期比65.2%%増、前期比132.2%増となった。純利益は27億500万NTドルで、前年度同期比40.3%増、前期比は約3倍(192.7%増)となった。
ビット出荷量は前期比で一桁台半ばの成長率となった。平均販売価格(ASP)は10%台半ばの成長率となった。なお、NTドル高が1.5%のマイナス要因となった。
2021年通年の設備投資額は156億NTドルを計画している。10nmクラスの先端プロセスの生産能力、研究開発、メンテナンス費用などが含まれている。
2021年後半には10nmプロセスによる8GビットDDR4 DRAMの第1世代品のサンプル出荷を計画している。