ソシオネクストは2021年2月4日、自動車向け次世代SoCに台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)社の5nmプロセス「N5P」を採用することを発表した。
高度ADAS (先進運転支援システム) や自動運転に対応したカスタムSoCのリスク生産を2022年に開始、サンプル出荷は同年第2四半期から開始する見通しである。
TSMCの5nmテクノロジファミリ「N5P」は、現在利用できる世界最先端のプロセス技術。N5Pは 同じ5nmプロセス「N5」の改良版プロセスで、前世代(7nmプロセス)のN7テクノロジーと比較して20%の処理能力向上、40%の消費電力削減、また最大で80%のロジック集積度の向上を実現している。同時にN5Pを用いた設計は業界で最も包括的に整備されたエコシステムによりサポートされている。