東京応化工業は2025年8月6日、韓国において2番目の拠点となる平澤工場を、取得していた京畿道平澤市の工場用地に建設することを発表した。

同社では、韓国における高純度化学薬品の安定した供給体制を構築するため、平澤市の工場用地に第1期として高純度化学薬品の製造棟を新設していく。投資金額は120億円を見込み、工場の稼働開始予定は2027年下期を予定している。新製造棟では最先端半導体製造に求められる高い清浄度を有したクリーンルームエリアを備え、より高品質な製品の製造を実現していくという。

同社ではフォトレジストに加えて、層間絶縁膜、現像液・シンナー、洗浄液、仮接合接着剤、剥離剤などの薬液を生産している。

出典:東京応化工業 ニュース